カタールのハマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣が首都ドーハを訪問したトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と会談した。
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会談後の記者会見で、ハマド外務大臣は、シリアのアラブ連盟の復帰に関して以下のように述べ、消極的な姿勢を示した。
シリアのアラブ連盟加盟資格の停止には根拠があったが、我々はこの体制(シリア政府の振る舞いに何らの進歩も見ていない…。
難民、避難民が帰宅、帰村し、体制の振る舞いが改められなければ、この体制との関係正常化を行うことは論理的でない。アラブ・サミットにシリアの体制が出席することを許す立場にはないと考えている。
これが我々の姿勢であり、これを維持する。アラブ諸国がこうした理由が今もあることを理解して欲しい。
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チャヴシュオール外務大臣も、シリア政府との関係正常化について、アサド体制にシリア人に対する犯罪と弾圧の政策の継続を促すことになる、と述べた。
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一方、トルコのチャヴシュオール外務大臣はカタールのドーハで反体制活動家の1人で元首相のリヤード・ヒジャーブ氏と会談した。
外務大臣の公式ツイッター(https://twitter.com/MevlutCavusoglu/)によると、会談では、シリア情勢について意見交換が行われた。
チャヴシュオール外務大臣がヒジャーブ元首相と会談するのは3月以来2度目。
AFP, December 6, 2021、ANHA, December 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2021、Reuters, December 6, 2021、SANA, December 6, 2021、SOHR, December 6, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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