アレッポ県北部でシリア国民軍所属のドローン墜落(2021年12月7日)

アレッポ県では、ANHA(12月7日付)によると、トルコの支援を受ける「傭兵」(シリア国民軍)所属の無人偵察機(ドローン)1機が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配支配地とトルコ占領地を隔てるサージュール川一帯の前線に墜落した。

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一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカズル・マズラア村で、シリア国民軍に所属するシャーム軍団の武装グループがメンバーの1人で密輸に関与していた青年の自宅を襲撃し、4,700米ドルを奪って、この青年を殺害した。

密輸の収益をめぐる仲たがいが殺害の原因と見られる。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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