ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月10日に難民333人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民316人(うち女性95人、子供161人)、ヨルダンから帰国したのは17人(うち女性5人、子供9人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は730,774人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者333,925人(うち女性100,352人、子ども170,015人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,849人(うち女性119,103人、子ども202,395人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,820,422人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は959,721人(うち女性288,013人、子供489,162人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,550人(うち女性41,360人、子供34,019人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,146人(うち女性423,919人、子供677,785人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 11, 2021をもとに作成。
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