アレッポの伝統歌謡である「クドゥード・ハラビーヤ」が国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産リストに追加されることが決定したの受け、シリア文化省が記者会見を開催した。
SANAやスナック・シリアンなどによると、会見のなかで、ルバーナ・ムシャウウィフ文化相は次のように述べた。「我々が苦しんでいる包囲にもかかわらず、クドゥード・ハラビーヤが世界遺産リストに登録されたことは世界的にも重要な進展である。それがもたらすもっとも重要な文化的影響は、世界が我々を文明の民であると認識することにある」。
同大臣はさらに次のように述べた。「今回の出来事は多大な政治的重要性を有している。我々は現在経済的・政治的に包囲されているが、今回(の決定)の目的はとどのつまり政治的だからだ。シリアの芸術家たちは自身のアイデンティティのために、自身の創造的成果物のなかで闘ってきた。そして今日、窓は開き始めた。それは小さな窓か、あるいは大きな窓かもしれないが」。
一方同大臣と並んで会見に参加したシリア開発トラストのシャーディー・イルスィー氏は次のように述べた。「シリア開発トラストの役割はシリアの文化的アイデンティティを保護することを目的としている。それは歴史的に深く根付いているからだ」。
SANA, December 16, 2021、Snack Syrian.com, December 16, 2021などをもとに作成。
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