人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、シリア政府との交渉で、北・東シリア自治局の支配下にある地域のうち、アラブ人が多く居住する地域から撤退し、政府にこれを引き渡すことを条件に、同自治局の自律性を認めるとの提案をシリア政府から受けたことを暴露した。
リサーラ・ポスト(12月17日付)によると、ダイル・ザウル県のウマル油田に違法に設置されている米軍基地での地元名士との会談で、アブディー総司令官が明らかにしたもので、同司令官はこの提案を拒否したという。
AFP, December 19, 2021、ANHA, December 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2021、Reuters, December 19, 2021、Risala Post, December 17, 2021、SANA, December 19, 2021、SOHR, December 19, 2021などをもとに作成。
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