ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月22日に難民329人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民319人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは10人(うち女性3人、子供5人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は734,641人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者337,643人(うち女性101,468人、子ども171,908人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,998人(うち女性119,147人、子ども202,472人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は963,921人(うち女性289,273人、子供491,302人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 23, 2021をもとに作成。
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