親体制系ウェブサイト「スナック・シリアン」、ニュースサイト「エティハド・メディア」などによると、国連食糧農業機関(FAO)は12月25日、シリアにおける2021年の小麦生産量が過去50年のなかで最低レベルであるとのレポートを発表した。
同レポートによると、シリアにおける小麦・大麦の生産量は2020年の280万トンから105万トンまで落ち込み、その減少の割合は63%にまで達したという。
さらに同レポートは同国の農業生産に多大な影響を与えているファクターとして、肥料および農薬価格の高騰に並んで西側諸国がシリアの農業部門に課している制裁を挙げた。
また同国における小麦生産の現状が、シリア国内の大多数の県で近く発生しうる飢餓の予兆であるとして警告を発した。
Snack Syrian.com, December 25, 2021、Etihad Media.com, December 25, 2021などをもとに作成。
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