イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所に対して5回、サルミーン市に対して2回、アルマナーズ市近郊の養鶏所に対して3回の爆撃を行った。
この爆撃により、アルマナーズ市近郊の養鶏所で子供複数を含む5人が負傷した。
これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市一帯を砲撃した。
一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるサルミーン市に設置されているトルコ軍の拠点で、暖房機器のショートによる火災が発生し、兵士3人が負傷し、トルコ領内の病院に搬送された。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村に対して3回の爆撃を実施した。
これに対し、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるトルコマン山地方、サルマー町一帯を砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町とアドワーン村を結ぶ街道で、反体制武装集団の元メンバーが何者かによって銃で撃たれて死亡した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反2件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反10件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, January 3, 2022、ANHA, January 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 3, 2022、Reuters, January 3, 2022、SANA, January 3, 2022、SOHR, January 3, 2022などをもとに作成。
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