ハサカ県では、ANHA(1月5日付)、SANA(1月5日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村、ウンム・カイフ村、タッル・カイフジー村、タッル・シャンナーン村、ウガイビシュ村を激しく砲撃した。
この砲撃により、タッル・タムル町の変電所への電力供給が停止し、利用不能となった。
トルコ軍とシリア国民軍はまた、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町南部に対しても砲撃を加えた。
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シリア人権監視団によると、アブー・ラースィーン町一帯へのトルコ軍とシリア国民軍の砲撃を受けて、ダルバースィーヤ市近郊のシュール村とその周辺の村々に避難した住民に対して、シリア赤新月社が食糧や人道支援物資を配給した。
北・東シリア自治局)の支配地でシリア赤新月社がこうした支援活動を行うのは今回が初めて。
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このほか、シリア人権監視団によると、3日のファーティサ村に対するトルコ軍とシリア国民軍の砲撃で負傷していた人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍兵士1人が5日に死亡した。
AFP, January 5, 2022、ANHA, January 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2022、Reuters, January 5, 2022、SANA, January 5, 2022、SOHR, January 5, 2022などをもとに作成。
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