北・東シリア自治局の支配地、およびシリア政府と同自治局の支配地では、同地の実効支配を主導する民主統一党(PYD)およびその傘下組織などのイニシアチブのもと、アレッポ県アフリーン郡への侵攻作戦(「オリーブの枝」作戦)が開始された2018年1月20日から4年が経ったのに合わせて、トルコの占領に抗議するデモが行われ、住民らが参加していた。
ANHA(1月20日付)によると、アレッポ県では、アイン・アラブ(コバネ)市ではPYDに近い革命青年運動主催による抗議デモが行われた。
また、アレッポ市とアフリーン市を結ぶM5高速道路では、アフリーン郡からの国内避難民(IDPs)とシャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)の住民数万人が「我々は抵抗の強度を高め、占領を打ち負かす」と銘打ってデモ行進を行った。
このほか、アレッポ県のマンビジュ市、ラッカ県のラッカ市、タブカ市、ハサカ県のハサカ市カッラーサ地区、カーミシュリー市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、タッル・タムル町、ダルバースィーヤ市、タッル・ブラーク町、フール町、シャッダーディー市、ワーシューカーニー国内避難民(IDPs)キャンプで同様の抗議デモが行われ、多数の住民が参加した。
また、アレッポ市シャイフ・マクスード地区とアイン・アラブ市では、革命青年運動と青年女性連合がアフリーン郡占領時のトルコによる犯罪や殉教者らの写真展を開催した。
AFP, January 20, 2022、ANHA, January 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2022、Reuters, January 20, 2022、SANA, January 20, 2022、SOHR, January 20, 2022などをもとに作成。
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