ロシア難民受入移送居住センター:難民334人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は750,486人に(2022年2月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月10日に難民334人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民325人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは9人(うち女性3人、子供5人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は750,486人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者352,943人(うち女性106,603人、子ども179,704人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,543人(うち女性119,315人、子ども202,760人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,282人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は979,766人(うち女性294,036人、子供499,386人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,861人(うち女性41,472人、子供34,121人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,457人(うち女性424,031人、子供677,887人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 11, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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