ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月11日に難民327人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民323人(うち女性97人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは4人(うち女性1人、子供2人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は750,813人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者353,266人(うち女性106,160人、子ども179,869人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,547人(うち女性119,316人、子ども202,762人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は980,093人(うち女性294,134人、子供499,553人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,861人(うち女性41,472人、子供34,121人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,457人(うち女性424,031人、子供677,887人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 12, 2022をもとに作成。
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