SANA(2月17日付)は、シリア軍筋の話として、16日午後11時35分、イスラエル軍が占領下のゴラン高原からダマスカス郊外県ザーキヤ町一帯の複数カ所に対して多数の地対地ミサイルを発射、これにより若干の物的被害で出た、と伝えた。
イスラエル軍がシリア領内に対して越境攻撃を行うのは今月に入って2回目。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍が16日深夜、占領下のゴラン高原からシリア領内に対して越境ミサイル攻撃を行い、ダマスカス郊外県のザーキヤ町とハーン・シャイフ町の間に位置するシリア軍第7師団の施設少なくとも1棟が被弾、大きな爆発が発生した。
また、サウト・アースィマ(2月17日付)によると、この攻撃により第7師団の軍事拠点2カ所で爆発が発生し、激しい煙が上がった。
同サイトによると、狙われたのは第7師団本部に近い化学大隊、アッバーサ地区の防空大隊。
AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 16, 2022、Sawt al-‘Asima, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。
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