ハサカ県では、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍が武装した無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊にあるロシア軍基地一帯を爆撃し、基地の近くにいた複数の住民が負傷した。
これに関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会は声明を出し、爆撃の詳細を明らかにした。
それによると、トルコ軍のドローンは午後3時半、タッル・タムル町近郊にあるロシア軍の基地の20メートルしか離れていない場所を爆撃、これによってタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が負傷した。
またこの爆撃と合わせて、トルコ軍はタッル・タムル町近郊のタッル・シャンナーン村を砲撃したという。
Liveuamap(2月17日付)によると、トルコ軍のドローンが爆撃を行ったのは、トルコ占領地(「平和の泉」地域)の南東の端に面するカムシャト・ザルカーン村(タッル・タムル町北東)に設置されているロシア軍基地近く。
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ラッカ県では、ANHA(2月17日付)、SANA(2月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がトルコ占領下のタッル・アブヤド市南西のヒルバト・バカル村、アリーダ村を砲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市のファーティマ・ザフラー・モスク近くで、シリア国民軍に所属するイスラーム軍のアブー・ラーティブ・マフシーを名乗るメンバー(シューラ評議会メンバー)の車で爆発が発生し、乗っていたマフシー氏が即死した。
AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。
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