アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミーズナーズ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、カンスフラ村一帯、ファッティーラ村、バーラ村を砲撃した。
これに対して、「決戦」作戦司令室はミラージャ村近郊のシリア軍の陣地をミサイルで攻撃した。
一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るカフルダルヤーン村で、サルキーン市のシャリーア法廷の判事を務めていた男性が、正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, February 20, 2022、ANHA, February 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2022、Reuters, February 20, 2022、SANA, February 20, 2022、SOHR, February 20, 2022などをもとに作成。
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