シリア、イラク、イラン、ロシアからなる四カ国情報交換センターの会合がイラクの首都バグダードで開催され、地域の治安情勢の進展について意見を交わした。
イラクの国家安全保障顧問局が発表した声明によると、サイイド・カースィム・アアラジー国家安全保障顧問は、在イラクのシリア、イラン、ロシアの大使と会談し、各国のテロリストの活動監視・追跡の取り組みを高く評価し、「4カ国との協力と協業がテロ、そしてその首謀者に対する強力且つ抑止的な打撃を与える成果をあげた」と強調した。
アアラジー国家安全保障顧問はまた、地域においてテロリストが復活・拡散をめざそうとしているとしたうえで、4カ国情報交換センターが活動を継続し、4カ国の関係を強化していくことが重要だと述べた。
一方、サッターム・ジャドアーン・ダンダフ在イラク・シリア大使は、シリアが「テロとの戦い」で多大な犠牲を払ったとしたうえで、シリア、イラク、イラン、ロシアが、地域、さらには世界を標的としたテロの計略を撃破する前線をなしていると述べた。
そのうえで、4カ国情報センター継続の重要性を強調し、テロ攻撃がもっとも激しかった時期においても、同センターが絶大な成果を上げ、シリアとイラクにおける大勝利をもたらし、ダーイシュ(イスラーム国)を敗北させたと称賛した。
SANA(2月24日付)などが伝えた。
AFP, February 24, 2022、ANHA, February 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2022、Reuters, February 24, 2022、SANA, February 24, 2022、SOHR, February 24, 2022などをもとに作成。
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