シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県アーフィス村を砲撃し、2人死亡、2人負傷(2022年2月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス村を砲撃し、2人が死亡、2人が負傷した。

シリア軍はまたザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バイニーン村、フライフィル村、バーラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

 

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、首都ダマスカスとダルアー市を結ぶ高速道路沿線のバタル宮殿近くで、ナスィーブ国境通行所の管理に携わる政治治安局の士官(少佐)が乗った車が正体不明の武装集団の襲撃を受け、車が横転し、この士官が死亡した。

車にはこの他にも複数が同情していたが、安否は不明。

また、サナマイン市では、密輸業者と疑われていた男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

さらに、ナイーマ村でも、シリア軍第5軍団の兵士と空軍情報部の要員が正体不明の武装集団の銃撃を受けて死亡した。

 

 

AFP, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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