レバノンのインターネット・サイトのムドン(2月28日付)は、アレッポ県の反体制派軍事筋の話として、反体制派の支配下にあるイドリブ県中北部やアレッポ県西部・北部の住民が、ウクライナでの戦況に並々ならぬ関心を示し、あたかもそれが自分たちの戦いであるかのように感じ、ロシア軍が敗北し、ウクライナ上空でシリア軍戦闘機が撃墜され、戦車や兵員輸送車が街道や市内で焼かれるさまを目にすることを心待ちにしていると伝えた。
同筋によると、シリアの反体制派の多くは、リビアやアゼルバイジャンにシリア国民軍の戦闘員が傭兵として派遣された時のように、シリア国外での戦争に参加することを拒んできたが、ロシア軍がウクライナに侵攻したことで、反体制派の支配地域における気運に変化が見られ、多くの人々がウクライナ側に立って戦闘に参加することが、名誉ある戦いで、シリア革命に利益をもたらすと考えるようになっているという。
同筋によると、国際社会がウクライナを支援することに合意し、その意思を明確に示せば、多くの反体制派戦闘員が率先して、支援に参加することが予想されるという。
AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、al-Mudun, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。
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