ロシアのウクライナに対する特別軍事作戦について協議するために、2月28日にニューヨークの国連本部で開幕した国連総会(193加盟国)は、ウクライナからの即時撤退などを求める決議案を141カ国の賛成で採択した。
ロシア、シリア、北朝鮮、ベラルーシ、エリトリアの5カ国は反対票を、中国、インドなど35カ国は棄権票を投じ、12カ国が採決に参加しなかった。
総会では、バッサーム・サッバーグ国連シリア代表が演説を行い、決議案について、「あからさまな政治的偽善」、「政治的プロパガンダに基づく偏ったアプローチで、圧力と政治的恫喝の道具」だと欧米諸国を非難、ロシアに対する敵対的な表現を含み、国土と国民を守ろうとする同国の正当な姿勢と権利を損なおうとするものだと述べ、拒否の姿勢を示した。
SANA(3月2日付)が伝えた。
AFP, March 2, 2022、ANHA, March 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2022、Reuters, March 2, 2022、SANA, March 2, 2022、SOHR, March 2, 2022などをもとに作成。
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