ロシア難民受入移送居住センター:難民346人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は757,163人に(2022年3月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、3月2日に難民346人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民329人(うち女性99人、子供167人)、ヨルダンから帰国したのは17人(うち女性5人、子供9人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は757,163人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者359,418人(うち女性108,007人、子ども183,004人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,745人(うち女性119,376人、子ども202,866人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,829,838人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は986,443人(うち女性296,041人、子供502,792人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,891人(うち女性41,360人、子供34,019人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,487人(うち女性423,919人、子供677,785人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 3, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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