シリア人権監視団:パレスチナ解放軍などシリアで活動するパレスチナ諸派の一部民兵組織と、シリアの民兵組織の一つバアス大隊が、ウクライナでの戦闘に参加を希望するメンバーの登録を開始(2022年3月11日)

シリア人権監視団は、複数筋から得た情報として、パレスチナ解放軍などシリアで活動するパレスチナ諸派の一部民兵組織と、シリアの民兵組織の一つバアス大隊が、ウクライナでの戦闘に参加を希望するメンバーの登録を開始したと発表した。

同筋によると、登録作業は、軍事情報局の監督のもとバアス大隊の司令官らが直説行っており、「ウクライナでの戦闘に参加するすべての者は、金銭を受け取ることができることに加えて、兵役を免除される」として勧誘が行われているという。

一方、同監視団は、ロシアが支援するシリア軍第5軍団に所属する第8旅団の複数筋の話として、ウクライナへの戦闘員派遣の意思がないことを明らかにしたと発表した。

AFP, March 11, 2022、ANHA, March 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2022、Reuters, March 11, 2022、SANA, March 11, 2022、SOHR, March 11, 2022などをもとに作成。

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