トルコのアナトリア通信(3月11日付)は、複数の匿名消息筋の話として、ロシアがこの数日でウクライナでの戦闘に派遣するためにシリア人傭兵数千人を集めたと伝えた。
同匿名消息筋によると、「ロシアは2月24日にウクライナでの軍事作戦を開始して以降、シリア政府の支配地域に14のセンターを設置し、ウクライナに派遣するための傭兵を募っている」という。
センターが設置されたのは、ダマスカス県、アレッポ県、ハマー県、ダイル・ザウル県、ラッカ県。
同匿名消息筋によると、傭兵の大多数は、民兵組織の国防隊のメンバー、ロシアが結成に深く関与しているシリア軍第5軍団の兵士で、ロシアは、重火器や狙撃銃が使用できることを参加の条件としているという。
ロシアは、傭兵に対して月額で300~600米ドルが支給することを約束しているという。
集められた傭兵は、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地で短期間の教練を受けた後にウクライナに派遣されるという。
AFP, March 11, 2022、ANHA, March 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2022、Reuters, March 11, 2022、SANA, March 11, 2022、SOHR, March 11, 2022などをもとに作成。
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