制憲委員会(憲法制定委員会)の小委員会会合第7ラウンドが進展のないまま閉幕(2022年3月25日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は声明を出し、スイスのジュネーブにある国連本部で制憲委員会(憲法制定委員会)の小委員会会合第7ラウンドが閉幕したと発表した。

3月20日に開幕した第7ラウンドでは、統治の基礎、国家のアイデンティティ、国家の象徴、公的帰還の構造と機能について、シリア政府、反体制派、市民社会の各代表が案を示した。

ペデルセン代表は、各代表が発足から2年半になる憲法制定委員会を継続することの重要性を認識しているとしたうえで、今後のメンバー間の見解をすり合わせるために可能なあらゆることがなされると述べ、進展がなかったことを明らかにした。

AFP, March 25, 2022、ANHA, March 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2022、Reuters, March 25, 2022、SANA, March 25, 2022、SOHR, March 25, 2022、UN, March 25, 2022などをもとに作成。

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