フランス日刊紙『ル・フィガロ』(3月30日)は、ロシアの民間軍事会社のワグネル・グループが、リビアに派遣していたシリア人傭兵をシリアに移送したと伝えた。
シリアへの移送はウクライナへの転戦が目的だという。
同紙がベンガジ市近郊の石油会社に勤務するシリア人警備員の話として伝えたところによると、ロシアの士官複数人がこの会社が管理する石油施設で警備員として働くシリア人のもとを訪れ、彼らに、「第三国」に移動させると伝えたという。
この警備員によると、ベンガジ空港に配置されているシリア人戦闘員約150人が近くロシアに移送されるという。
AFP, March 30, 2022、ANHA, March 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2022、Le Figaro, March 29、Reuters, March 30, 2022、SANA, March 30, 2022、SOHR, March 30, 2022などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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