SANA(4月9日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午前6時45分にレバノン北部上空からシリア国内の中部地区内の複数カ所に対してミサイル攻撃を行い、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、複数のミサイルを撃破したと伝えた。
爆撃による死傷者はなく、若干の物的被害が発生したのみだという。
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シリア人権監視団によると、攻撃では、ハマー県西部のザーウィー村にある軍備管理学校、科学研究センター(防衛工場)、スワイダ村の軍事拠点1カ所、ミスヤーフ市に近い軍事拠点2カ所の合わせて5カ所が狙われた。
攻撃によって、複数の建物が半壊したが、人的被害は報告されていないという。
攻撃を受けたのは、イラン・イスラーム革命防衛隊、レバノンのヒズブッラーといった「イランの民兵」が展開し、ミサイル、無人航空機(ドローン)の開発が行われていたとされる地域。
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AFP, April 9, 2022、ANHA, April 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2022、Reuters, April 9, 2022、SANA, April 9, 2022、SOHR, April 9, 2022などをもとに作成。
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