レバノンのムドゥンはロシアがトルコのフェダンMİT長官とシリアのマムルーク国民安全保障会議議長の会合を主催したと伝えるが、『バアス』はこれを否定(2022年4月14日)

レバノンのムドゥン(4月14日付)は、トルコの公正発展党(AKP)筋の話として、ロシアが数日前にシリアとトルコの高級レベルの治安関係者の会合を主催したと伝えた。

同筋によると、会合は中東地域の治安・諜報にかかる問題について協議するもので、それ意外の議題は用意されていないという。

会合に誰が出席したかは不明だが、トルコからはハカン・フェダン国家諜報機構(MİT)長官、シリアからはアリー・マムルーク国民安全保障会議議長が参加したと見られる。

会合は、ロシアがウクライナ情勢への対応に負われるなか、シリア情勢に悪影響が及ぶのを回避するために準備されたという。

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これに関して、『バアス』(4月15日付)は、政府の複数の高官の話として事実無根だと伝えた。

AFP, April 15, 2022、ANHA, April 15, 2022、al-Ba’th, April 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2022、al-Mudun, April 14, 2022、Reuters, April 15, 2022、SANA, April 15, 2022、SOHR, April 15, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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