トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県とハサカ県の北部を激しく砲撃する一方、トルコ軍の装甲車が砲撃を受け、兵士3人死亡（2022年4月22日）

アレッポ県では、ANHA（4月22日付）によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ（コバネ）市を砲撃し、住民2人が負傷し、3回建てのビルが被弾した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、シャイフ・イーサー村、シャワーリガ村、マルアナーズ村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるマーリア市で、トルコ軍の装甲車が砲撃を受け、乗っていた兵士3人が死亡した。

砲撃は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地から発射された。

このほか、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、車を所有する男性1人が死亡した。

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ハサカ県では、ANHA（4月22日付）によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン（ザルカーン）町近郊のダーダー・アブダール村などを砲撃した。

SANA（4月25日付）によると、トルコ軍の砲撃により、ダルバースィーヤ発電所からアルーク村の揚水所に電力を供給する送電線が被害を受け、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市への水道水の供給が停止した。

AFP, April 22, 2022、ANHA, April 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2022、Reuters, April 22, 2022、SANA, April 22, 2022, April 25, 2022、SOHR, April 22, 2022、April 23, 2022などをもとに作成。

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