ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ルワイハ村を6回にわたって爆撃(2022年4月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるルワイハ村を6回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍はまた、ザーウィヤ山地方のイフスィム町上空で空対空ミサイルを発射、爆発させた。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市近くで、銃で撃たれて死亡した麻薬密輸業者と見られる2人が遺体で発見された。

また、ナワー市では、シリア政府との和解に応じ軍事治安局に務めていた男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 22, 2022、ANHA, April 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2022、Reuters, April 22, 2022、SANA, April 22, 2022、SOHR, April 22, 2022などをもとに作成。

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