アスマー・アフラス大統領夫人は、2020年ドバイ国際博覧会のシリア館のスタッフとオンライン・システムを通じて懇談し、スタッフの努力と献身的な取り組みに謝意を示した。
アスマー夫人はスタッフらに対して以下のように述べた。
シリア館はテーマと内容のすべてにおいて、シリアの国民、アイデンティティ、文化のイメージを全世界に示し、時代を超えたシリアの立ち位置と役割を強調することができました。
シリアの国内外で居住する150人以上が設置に貢献したシリア館の特筆すべき参加のありようは、シリア人全員が誇りに感じている国民的な成果です。
シリア館の成功と博覧会でのさまざまな活動を注視してきたすべてのシリア人が、達成されたこの偉大な愛国的成果を誇りに思っています。シリア人スタッフはこの成果の基礎の一部、成功の重要な要素をなしていました。
この国民的成果は、その結果によって評価されるだけではありません。博覧会に参加したこの国が持つ可能性、この国が身を置く状況ゆえに評価されるのです。テロという不正に苦しみ、戦争の廃墟からまだ復興を遂げていないシリアは博覧会において、力強く、存在感があり、諸国民に開かれており、これらの国と未来のヴィジョンを共有しました。
戦争の炎が、シリアが擁する芸術、創造、文化の炎にとって代わるなどできません。博覧会において、シリアはその傷にもかかわらず美しく、幾年もの疲弊にもかかわらず力強かったのです。
シリアは博覧会に参加し、対話とコミュニケーションを重ねてきました。なぜなら、シリアは歴史のなかで最初のアルファベットを通じてコミュニケーションを始めた国だからです。また、シリアは文化を交わしてきました。なぜなら、シリアは文明と知識の地であり、人類の発展に寄与した多くの発明のゆりかごだからです。
大いなる尊厳、大志、抵抗力をもって博覧会に参加したシリアは、すべての来訪者が触れたシリア館スタッフの精神と、課題を克服しようとする情熱ゆえに参加できました。
シリア館のスタッフは、愛国心がスローガンではなく実践、チームワーク、シリアに資するあらゆることに貢献しようとする情熱と熱意であることを証明しました。また、どんなに可能性が限られていようとも、成功の始まりと終わりが知恵と行動と意志によってもたらされることを証明しました。
SANA(4月30日付)が伝えた。
AFP, April 30, 2022、ANHA, April 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2022、Reuters, April 30, 2022、SANA, April 30, 2022、SOHR, April 30, 2022などをもとに作成。
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