ダイル・ザウル市の仮設橋一帯が米主導の有志連合所属と思われる航空機の爆撃を受ける、「イランの民兵」は報復として米軍が違法駐留を続けるCONOCOガス田一帯を砲撃(2022年5月7日)

SANA(5月7日付)は、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市の吊り橋近くのハウィージャト・カーティア島が爆撃を受けたと伝えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)によると、爆撃は米主導の有志連合に所属すると思われる航空複数機によるもの。

反体制系サイトのジスル・プレス(5月7日付)によると、4月20日に設置された仮設橋に近い地区で2回の爆発が発生した。

同地は、「イランの民兵」や親政権民兵が重点的に展開する地域だという。

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シリア人権監視団によると、これに対して、「イランの民兵」は、米国が違法に駐留を続けるCONOCOガス田一帯を砲撃した。

アイン・フラート(5月7日付)によると、砲撃を行ったのはシリア軍。

また、アイン・フラートによると、シリア軍がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のマイーズィーラ村一帯を数時間にわたって砲撃した。

砲撃は国内避難民(IDPs)が居住する地域にも及んだ模様。

AFP, May 7, 2022、ANHA, May 7, 2022、‘Ayn al-Furat, May 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2022、Jisr, May 7, 2022、Reuters, May 7, 2022、SANA, May 7, 2022、SOHR, May 7, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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