ANHA(6月6日付)は、独自筋から得た情報として、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のメンバー約300人が、トルコの占領下にあるいわゆる「オリーブの枝」地域と、反体制派支配下のいわゆる「解放区」の境界に位置するシーラーワー町一帯の村々に展開したと伝えた。
シャーム解放機構のメンバーが展開したのは、シャイフ・アキール山、ファーフィルティーン村、カッバースィーン村、バーンスーラ村、カブターン・ジャバル村、ブルジュ・スライマーン村、バーズィーラ村西、バースーファーン村近郊の街道で、シャーム軍団を偽って拠点を設置しているという。
展開地域は、シリア国民軍に所属するハムザ師団とシャーム軍団の勢力下にある。
両組織のメンバーの多くは、トルコマン系シリア人で、トルコの諜報機関から直接指令を受けて活動をしているという。
AFP, June 6, 2022、ANHA, June 6, 2022、‘Inab Baladi, June 6, 2022、Orient News, June 6, 2022、Reuters, June 6, 2022、SANA, June 6, 2022、SOHR, June 6, 2022などをもとに作成。
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