「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合が首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)で開幕した。
会場では、情報、経済、宗教、高等教育、法律、内務・中央銀行、保健、文化、通商、農業、運輸、工業、テロ過激派撲滅にかかる分科会が開催され、両国関係省庁の代表者が意見を交わした。
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「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合に出席するためにシリア入りしたロシアの各使節団はまた、関係機関を表敬訪問し、協力関係について意見を交わすなどした。
シリア・ロシア議員友好委員会のドミトリー・サブリン議長(上院議員)、ドネツク人民共和国のナタリア・ニコロノヴァ外務大臣とミハイル・ゼルティアコフ文化大臣は、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、シリア・ロシア関係の強化を確認した。
会談で、ミクダード外務在外居住者大臣は「西側によるシリアでの武器や数十億ドルの今日を通じたテロ支援は今日、ウクライナのネチ支援というかたちで続けられ、ドネツクの国民、自由、安全を防衛しようとするロシアに対抗させるために武器や資金を供与している」としたうえで、シリアやロシアに対する西側諸国の一方的な制裁が国際法に反していると述べた。
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シリア・ロシア議員友好委員会のサブリン議長とドネツク人民共和国のニコロノヴァ外務大臣はまた、ロシア使節団とともにハムーダ・サッバーグ人民議会議長と会談し、ロシア、ドネツクとシリアの関係強化の方途について意見を交わした。
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ロシア大統領府のラキナ・オルガ・ユーリエウナ副局長を代表とするロシア使節団はルバーナ・ムシャウウィフ文化大臣と会談し、両国の文化関係とその発展の方途をめぐって意見を交わした。
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ロシア教育省国際協力計画局のスタトゥラ・ネドチグタ・セルゲーヴィナ(Statura Nedtigta Sergeevina)局長を代表とするロシア使節団は、ダーリム・タッバーア教育大臣と会談し、両国の教育分野、とりわけ職業教育分野での関係強化の方途について意見を交わした。
タッバーア教育大臣はまた、ダマスカス県バーブ・シャルキー地区の私立リサーラ高校でのロシア語教育センターの開設式に出席した。
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ロシアの使節団はまた、ダマスカス郊外県ザバダーニー市を訪問し、聖母マリアの休眠教会に支援物資を、ザバダーニー国立病院に100キロワットの発電機を寄贈した。
寄贈は、シリア・ロシア和平イニシアチブ(サルワー・ガッサーン代表)の働きかけによるもの。
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ダマスカス大学とロシア科学アカデミー付属物質文化史研究所が科学協力協定を締結した。
ハマー県の私立国民大学とモスクワ自動車道路工科大学が強力協定を締結した。
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SANA(6月14日付)が伝えた。
AFP, June 14, 2022、ANHA, June 14, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2022、Reuters, June 14, 2022、SANA, June 14, 2022、SOHR, June 14, 2022などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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