「難民帰還に関する国際会議」の第4回会合(6月14日開幕)が2日目を迎え、首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)では、前日に続いて、情報、経済、宗教、高等教育、法律、内務・中央銀行、保健、文化、通商、農業、運輸、工業、テロ過激派撲滅にかかる分科会での審議が続けられた。
また会合に出席するためにシリアを訪問中のロシア政府高官や関係者らが、シリア側の担当部局と会談した。
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バッサーム・バシール・イブラーヒーム高等教育大臣は、ロシアのナタリア・バタシロワ高等教育大臣補、アンドレイ・プロティンスキー保健大臣補と会談し、科学、保健分野での両国の協力関係強化の方途について意見を交わした。
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ロシアのアトマンセフ・アンドレイ・アナトリエビッチ工業資源副大臣を代表とするロストフ州の使節団がラタキア県のアーミル・イスマーイール・ヒラール県知事と会談し、両者の関係強化の方途について意見を交わした。
ロシア政府使節団のイガール・カルヴィッチ代表ら一行がダマスカス県のアーディル・ウラビー県知事と会談し、両者の関係強化の方途、モスクワ県知事のシリア訪問について意見を交わした。
また、ラタキア県のティシュリーン大学は、モスクワ自動車道路建設国立工科大学(MADI)と学術協力協定を締結した。
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ダマスカス大学ではシリア・ロシア科学運用大会が開催され、ロシアのラキナ・オルガ・ユリエフナ大統領府副局長、ルバーナ・ムシャウウィフ文化大臣が基調講演を行った。
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ズハイル・ムスタファー・ハズィーム運輸大臣は、ロシア連邦クリミア共和国のセルゲイ・グドリン常駐代表第1次長と会談し、シリア・クリミア海運合弁会社の設立について協議した。
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電気通信電話規制委員会(SY-TRA)は、ロシアの合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの使節団と会談し、両国通信部門やサイバー・セキュリティ分野での協力関係強化の方途について意見を交わした。
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電力省、石油鉱物資源省、国家計画国際協力委員会の高官らが、ロシアのエネルギー省の使節団と会談し、資源、エネルギー部門の開発、既存の発電所の活用、代替エネルギーの利用の可能性などについて意見を交わした。
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SANA(6月15日付)が伝えた。
AFP, June 15, 2022、ANHA, June 15, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2022、Reuters, June 15, 2022、SANA, June 15, 2022、SOHR, June 15, 2022などをもとに作成。
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