アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある県北部のハミーラ村で米主導の有志連合所属のAH-64アパッチ攻撃ヘリコプター2機が15日夜、空挺作戦を実施し、同地に降下、正体不明の武装集団と交戦し、これを駆逐した。
ハミーラ村はジャラーブルス市近郊のトルコ国境から約4キロの地点に位置している。
有志連合はこの数時間前に、トレーラー4輌でラファージュ・セメント工場の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍基地に航空燃料を移送、これに続いてアパッチ攻撃ヘリコプター2機が同地に着陸した。
ラファージュ・セメント工場に到着したヘリコプター2機はその後低空で国境地帯に向かい、作戦を実施した。
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一方、レヴァント・ニュース(6月15日付)は、有志連合所属のヘリコプター9機あまりが、トルコ占領地とシリア政府・北東シリア自治局の共同支配地域を隔てる県北東部のサージュール川河畔一帯を低空で飛行・通過したと伝えた。
AFP, June 15, 2022、ANHA, June 15, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2022、Reuters, June 15, 2022、SANA, June 15, 2022、SOHR, June 15, 2022などをもとに作成。
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