米主導の有志連合(生来の決戦作戦合同部隊(CJTF-OIR))は声明を出し、アレッポ県での対テロ作戦で、ハーニー・アフマド・クルディーを名乗るシリア人を拘束したと発表した。
対テロ作戦とは、6月15日の米主導の有志連合によるアレッポ県のジャラーブルス市近郊のハミール村での空挺作戦のこと。
声明によると、クルディー氏は、ダーイシュのシリアの支部の指導者の1人で爆弾製造や作戦実行の調整を担ってきた人物だという。
有志連合はクルディー氏を捉えるため、民間人の犠牲者を最小限にするための計画を立案し遂行、民間人の被害や市民インフラの被害はなかったという。
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シリア人権監視団によると、拘束されたクルディー氏は、ラッカ州のワーリーである「ハーニー・クルディー」ではなく、同州の幹部法学者の「ファウワーズ・クルディー」の息子。
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シリア人権監視団は、複数の情報筋の話として、6月15日の米主導の有志連合によるアレッポ県のジャラーブルス市近郊のハミール村での空挺作戦に関して、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)のメンバー6人を拘束したと発表した。
拘束されたのは、爆発物や無人航空機(ドローン)の技術者1人と護衛2人を含む6人。
同情報筋によると、ダーイシュの司令官やメンバー多数がイスラーム主義組織に匿われるかたちで同地にいるとの情報を人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が現地の協力者の協力を得て入手し、空挺作戦が実行された。
ダーイシュのメンバーらは、有志連合のヘリコプターに砲撃を加え、降下した有志連合部隊と交戦した。
AFP, June 16, 2022、ANHA, June 16, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2022、Reuters, June 16, 2022、SANA, June 16, 2022、SOHR, June 16, 2022、June 17, 2022などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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