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クリラ米中央軍(CENTCOM)司令官:「我々がもっとも行いたくないことは、シリアでロシアと紛争を始めることだ」(2022年7月3日)

『ワシントン・ポスト』(7月3日付)は、米中央軍(CENTCOM)のマイケル・クリラ司令官が6月末に、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を訪問し、同地で米軍兵士、特殊部隊隊員、外国人教練生約300人と面談したと伝えた。

訪問は、米軍の支援を受ける革命特殊任務軍の55キロ地帯内の拠点が、ロシア軍戦闘機の爆撃を受けた数日後に行われた。

クリラ司令官は「彼ら(ロシア)は我々が限度と考えているものを押し上げて、我々にレッドラインを再設定させようとしている…。だが、我々がもっとも行いたくないことは、シリアでロシアと紛争を始めることだ…。我々は自衛は行うし…、対応するのを躊躇はしない」と述べた。

AFP, July 4, 2022、ANHA, July 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2022、Reuters, July 4, 2022、SANA, July 4, 2022、SOHR, July 4, 2022、The Washington Post, July 3, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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