トルコを拠点に活動する反体制組織の一つシリア・イスラーム評議会が2021年11月21日に「シリア・アラブ共和国の大ムフティー」に選出したウサーマ・リファーイー氏が、パレスチナのハマースのイブラーヒーム・ハニーヤ政治局長と同席する映像がツイッターなどのSNSを通じて拡散された。
映像は7月4日にトルコのイスタンブールで撮影されたもの。
リファーイー氏は、イスラーム諸国のウラマーらとともに、ハニーヤ政治局長の孫娘のサジャー・ウィサーム・ハニーヤさんがコーランを暗記し、ハーフィズになったことを祝う式典に参列した。
ハマースは最近になって、シリア政府との関係改善を決定しており、リファーイー氏がハニー政治局長と同席したことに対して、一部活動家から「大きな過ちだ」などとの批判の声が相次いだ。
AFP, July 5, 2022、ANHA, July 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2022、Reuters, July 5, 2022、SANA, July 5, 2022、SOHR, July 5, 2022などをもとに作成。
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