人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のファルハード・シャーミー広報センター長は、シリア北部に対するトルコの軍事侵略に備えてシリア政府と新たな「了解」を交わされたことを明らかにした。
クルディスタン24(7月5日付)が伝えた。
シャーミー・センター長は、「シリア民主軍とシリア政府の間には、トルコのあらゆる軍事攻撃に対して対抗する新たな「了解」がある…。トルコの侵略に対抗するためのあくまでも軍事面での「了解」であって、新たな合意ではない」と述べたうえで、「シリア軍兵士500人が昨夜成立した第1回目の「了解」を受けて、シリア民主軍の支配地域に派遣された」ことを明らかにした。
500人は、トルコ軍が侵攻した場合、シリア民主軍の傘下にある各地の軍事評議会とともに戦闘に参加するという。
AFP, July 5, 2022、ANHA, July 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2022、Kurdistan 24, July 5, 2022、Reuters, July 5, 2022、SANA, July 5, 2022、SOHR, July 5, 2022などをもとに作成。
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