スワイダー県では、シリア人権監視団、スワイダー24(7月25日付)によると、サリーム村とアティール村で、地元の民兵組織(「カラーマの男たち」)と軍事情報局の傘下で活動するラージー・ファルフート氏が率いる民兵が交戦した。
戦闘は地元の民兵組織がファルフート氏の民兵の本部を襲撃したことに端を発し、武装集団の戦闘員4人とファルフート氏の民兵6人が死亡、双方合わせて20人あまりが負傷した。
地元の民兵組織はまた、スワイダー市方面に逃走するファルフート氏の民兵を追って、同地一帯で軍事情報局傘下の民兵組織の一つであるファジュル軍団と交戦したほか、シリア軍の拠点複数カ所を襲撃した。
地元の民兵組織による一連の決起は、ファジュル軍団が24日にシャフバー町の若者ら5人を逮捕したことに反発する住民が、首都ダマスカスとスワイダー市などを結ぶ主要幹線道路を封鎖、軍事情報局がスワイダー市とシャフバー町を結ぶ街道、アティール村近郊、スワイダー市入口のハッジ街道に検問所を設置するなどして、厳戒態勢を強めたなかで発生した。
なお、7月24日には、地元の民兵組織や住民らが、住民逮捕を受けて、シャフバー町で士官4人(うち大佐2人、中尉1人)を拘束していた。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がイブタア町で男性1人を銃で撃ち殺害した。
AFP, July 26, 2022、ANHA, July 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2022、Reuters, July 26, 2022、SANA, July 26, 2022、SOHR, July 26, 2022、al-Suwayda’ 24, July 26, 2022などをもとに作成。
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