シリア軍は北部に対するトルコ軍の攻撃を迎撃すると発表、米国はトルコに自制を要求、トルコはいつでも作戦を開始し得ると主張(2022年7月27日)

シリア軍はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、過去2日にわたってトルコ軍が激化させているシリア領内での挑発行為、とりわけシリア軍の拠点に対する攻撃に関して、「この体制とテロ組織によって行われるとみられるいかなる攻撃に対しても我が勇敢なる軍はこれを迎撃する用意がある」と発表した。

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米国務省のネッド・プライス報道官は記者会見で、「米国はシリア北部での緊張化を即時に停止するよう要請した…。シリアのすべての当事者が停戦地域を維持し、安定を強化しなければならない」と述べた。

プライス報道官はまた「米国はトルコに対して、新たな攻撃、あるいはこの手の大規模な攻撃に対して懸念を表明してきた。それはこの数年でダーイシュ(イスラーム国)に対して有志連合が実現した大きな成果を奪うことになりかねないからである」と付言した。

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トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は、シリア北部に対する軍事作戦に関して、いつでも開始し得ると述べた。

TRT(7月27日付)が伝えた。

AFP, July 27, 2022、ANHA, July 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2022、Reuters, July 27, 2022、SANA, July 27, 2022、SOHR, July 27, 2022、TRT, July 27, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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