トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ロシアの避暑地ソチでのヴラジーミル・プーチン大統領との首脳会談を終え、トルコに帰国するなかで行った記者会見で、シリア北部を実効支配するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)およびその傘下組織に対する新たな軍事作戦実施の是非に関して、シリア政府との協力の可能性を示唆した。
エルドアン大統領は以下の通り述べた。
もし、トルコがテロ組織と対決するためにシリアの体制と協力する道を辿るのであれば、それが可能である限りにおいて、正しいものとなるだろう。
トルコの諜報機関はこの問題をめぐってシリアの諜報機関と連絡を取り合っている。だが、重要なのは何らかの結論に達することだ。
我々はロシアに次のように伝えている。我が国の諜報機関がシリアの諜報機関と連絡を取り合っているにもかかわらず、テロ組織が依然として徘徊を続けているがゆえに、あなた方は我々を支援しなければならず、この点で互いに理解し合ってもいる、と。
プーチン大統領は「テロとの戦い」において常にトルコの側についてくれており、トルコに対して公正なアプローチをとり続けてくれている。
アナトリア通信(8月6日付)などが伝えた。
AFP, August 6, 2022、Anadolu Ajansı, August 6, 2022、ANHA, August 6, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2022、Reuters, August 6, 2022、SANA, August 6, 2022、SOHR, August 6, 2022などをもとに作成。
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