トルコ軍がハサカ県カーミシュリー市の工業地区をドローンで爆撃し、子供2人を含む4人を殺害(2022年8月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市の工業地区(北・東シリア自治局の支配下)を無人航空機(ドローン)で爆撃し、子供2人を含む4人を殺害した。

死亡した2人は兄弟で、残る2人は、北・東シリア自治局、あるいは人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の幹部と思われるという。

 

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アレッポ県では、ANHA(8月6日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のカフル・アントゥーン村、シャワーリガ村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、バイナ村、ロシア軍基地に近いファイサル製粉所一帯を砲撃した。

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トルコ国防省は兵士1人が死亡したと発表した。

 

AFP, August 6, 2022、ANHA, August 6, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2022、Reuters, August 6, 2022、SANA, August 6, 2022、SOHR, August 6, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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