SANA(8月10日付)は、とシリア軍と関係治安機関が、ダルアー県アドワーン村とイドリブ県ジャウバース村近郊で特殊作戦を実施し、ダルアー県では、ダーイシュ(イスラーム国)の軍事部門指導者のアブー・サーリム・イラーキーを殺害、イドリブ県では「テロリスト」の特攻自爆(インギマースィー)攻撃を撃破したと伝え、写真を公開した。
治安筋によると、関係治安機関は、ダルアー県での特殊作戦で、タファス市から追跡を逃れて、アドマーン村で潜伏していたアブー・サーリムを包囲し、発砲によって負傷を負わせた。
アブー・サーリムはその後、着用していた自爆ベルトを爆発させ、死亡した。
作戦では、治安機関の要員1人が死亡、民間人1人が巻き添えとなって負傷した。
アドワーン村での作戦については、9日にシリア人権監視団などが伝えていた。
一方、イドリブ県での特殊作戦では、シリア軍部隊が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村から政府支配下のジャウバース村に潜入しようとしたさまざまな外国籍のテロリスト25人からなる特攻自爆(インギマースィー)攻撃テロ・グループを迎撃し、そのほとんどを殺傷し、遺体多数を収容するとともに、武器、自爆ベルトなどの爆発物を押収した。
AFP, August 10, 2022、ANHA, August 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2022、Reuters, August 10, 2022、SANA, August 10, 2022、SOHR, August 10, 2022などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…