有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は声明(第20200816-01)を出し、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が部隊を駐留させているダイル・ザウル県ウマル油田の基地(グリーン・ヴィレッジ基地)が、攻撃未遂に遭ったと発表した。
声明の内容は以下の通り:
「生来の決戦作戦」統合任務部隊の複数の高官によると、2022年8月15日午前9時過ぎ、有志連合部隊と我々の協力者に対する攻撃が試みられるなか、シリア北東部のグリーン・ヴィレッジ近くに対して複数回の間接射撃が行われた。
ロケット弾は、この地域の民間人とインフラを危険に晒した。ロケット弾の一部は起動に失敗し、地元住民に更なる脅威を与える前に、有志連合と(人民防衛隊(YPG)主体の)シリア民主軍の協力者によって発見された。
「今回は幸いにも、1人の犠牲者も被害も報告されなかった。だが、こうした攻撃は無辜の市民の声明と不可欠であるがゆえに重要なインフラに危険を及ぼしている。有志連合司令官のジョン・ブレナン少将はこう述べた。
今年初めの2022年1月5日、グリーン・ヴィレッジの有志連合はイランの支援を受けた悪質な分子の攻撃を受け、8発のロケット弾によって基地と近隣のモスクが若干の被害を受けた。
ブレナン少将は、こうした臆病で失敗に終わった攻撃は、有志連合とその協力者の任務遂行を妨げることはない。
「有志連合は信頼できる協力者がISIS(イスラム国)の永続的な敗北を維持する努力をしていることを誇りに思っている。我々の取り組みは、こうした無謀な攻撃によって揺らぐことはない」。
AFP, August 16, 2022、ANHA, August 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2022、Reuters, August 16, 2022、SANA, August 16, 2022、SOHR, August 16, 2022などをもとに作成。
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