SANA(8月25日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機複数機が午後7時15分頃、タルトゥース県南西の海上からハマー県ハマー市とタルトゥース県タルトゥース市一帯に向けて多数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がそのほとんどを撃破したが、民間人2人が負傷、若干の物的被害が発生したと伝えた。
シリア人権監視団によると、シリア人権監視団によると、民間人14人が重軽症を負った。
また、重態となっていたシリア軍士官1人が26日に死亡した。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、ハマー県のミスヤーフ市西のワーディー・ウユーン村一帯、科学研究センター(科学研究所、防空工場、ザーウィヤ村)、同市南東のスワイダ村一帯とジャリーマ村に対して行われ、同地の「イランの民兵」の武器弾薬庫が標的となった。
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爆発と火災は6時間あまりにわたって続いた。
これに関して、シリア人権監視団によると、イラン・イスラーム革命防衛隊の専門家の監督のもとに科学研究センターで製造された中距離地対地ミサイルと、この数ヵ月間に同センターの貯蔵施設に持ち込まれたイラン製のミサイル合わせて数百発が爆発したことによるものだとの見方を示した。
AFP, August 25, 2022、ANHA, August 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2022、Reuters, August 25, 2022、SANA, August 25, 2022、SOHR, August 25, 2022、August 26, 2022、August 27, 2022などをもとに作成。
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