アサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続する一方、米主導の有志連合は空挺作戦でダーイシュ・メンバーと思われる2人を逮捕(2022年9月3日)

ハサカ県では、ANHA(9月3日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

10日目となる9月3日には、シリア人国内避難民(IDPs)が居住する第5区で、捜査・摘発活動が開始された。

 

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受け、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村で空挺作戦を実施、民家1棟を強襲し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと思われる2人を逮捕した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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