トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で、シリア国民軍に所属するハムザ師団のメンバーが憲兵隊による麻薬密売容疑者殺害に抗議し、民間人を装い私服で抗議デモ(2022年10月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、シリア国民軍に所属するハムザ師団のメンバーが民間人を装い私服で抗議デモを行った。

デモは、シリア国民軍憲兵隊が、ハムザ師団の司令官の息子を麻薬密売容疑で逮捕しようとした際に、戦闘となり殺害したことを受けたもの。

また、シリア国民軍に所属するシャーム戦線の武装グループが、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフル・カルビーン村の検問所に駐留するシリア国民軍憲兵隊を襲撃、憲兵隊員3人が負傷した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で、ワゴン車に乗った正体不明の武装集団がシリア国民軍憲兵隊の本部を襲撃し、戦闘となった。

AFP, October 5, 2022、ANHA, October 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2022、Reuters, October 5, 2022、SANA, October 5, 2022、SOHR, October 5, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts