アレッポ県では、シリア人権監視団が複数筋から得た情報によると、シリア政府が、マンビジュ市一帯地域の情勢を追い、北・東シリア自治局とその傘下にあるマンビジュ軍事評議会に対するの同地の住民の反抗を促すことを目的とした特別作戦司令室を設置した。
作戦司令室は9月下旬に初会合を開き、総合情報部のアレッポ県支部長を務めるシリア軍の士官(N.A.准将)、スィヤード部族の名士(I.A.)、ナイーム部族の名士(A.Kh.)、ブービナ部族の名士W.A.)ら多数の部族長・名士が出席した。
会合では、9月18日に投票が行われた統一選挙などについて意見が交わされ、シリア政府側は部族長・名士らに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍から部族を遠ざけ、北・東シリア自治局に対する抵抗に参加させるよう要請があった。
AFP, October 9, 2022、ANHA, October 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2022、Reuters, October 9, 2022、SANA, October 9, 2022、SOHR, October 9, 2022などをもとに作成。
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