アレッポ県マンビジュ市北のトルコ占領地で、シャーム戦線に代わってアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動が展開(2022年10月24日)

アレッポ県では、ANHA(10月24日付)がトルコ占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つジャラーブルス市の住民筋や人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会の複数の軍事筋の話として伝えたところによると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北側に接する「ユーフラテスの盾」地域内の複数の村で、同地を支配していたシリア国民軍第3軍団を主導するシャーム戦線に代わって、シリアのアル=カーイダとして知られる国際テロ組織のシャーム解放機構と共闘関係にあるアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動が展開した。

シャーム自由人イスラーム運動が展開したのは、ジャトル村、小アラブ・ハサン村、ハムラーン村、タッル・アリー村、シュアイブ村、ハダーディージュ村。

シャーム戦線はシャーム自由人イスラーム運動に、これらの村を譲渡したという。

シャーム自由人イスラーム運動はまた、トルコ軍が展開していたヤーシリー村、アブー・バスマ農場の基地にも展開したという。

AFP, October 24, 2022、ANHA, October 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 24, 2022、Reuters, October 24, 2022、SANA, October 24, 2022、SOHR, October 24, 2022などをもとに作成。

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