ダルアー県では、SANA(11月5日付)によると、治安機関と、地元の予備部隊(民兵)が、ダルアー市のダム街道地区でダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する掃討作戦を再開した。
これに先立って、当局は、住民の安全を確保するため、作戦地域から民間人を退去させた。
シリア人権監視団によると、掃討作戦を再開したのは、地元民兵とシリア軍第5軍団。
ダルアー市ダム街道地区の他、同市のハマーディーン地区、サナマイン市でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルへの攻撃を再開、激しい砲撃を加えた。
これにより、ダーイシュのメンバー4人、地元民兵・第5軍団兵士1人、民間人1人、メディア活動家のアーティフ・サーイディー氏が死亡した。
なお、10月31日以降のダルアー市などでのダーイシュに対する治安作戦での死者は、民間人4人(うち子ども2人)、メディア活動家1人、ダーイシュ・メンバー7人、地元民兵・第5軍団兵士4人となった。
**
このほか、シリア人権監視団によると、タファス市では、正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃ち殺害した。
AFP, November 5, 2022、ANHA, November 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 5, 2022、November 6, 2022、Reuters, November 5, 2022、SANA, November 5, 2022、SOHR, November 5, 2022などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…